年始にはブランド福袋を。
高校生になると、自分のお小遣いがたくさん欲しいとアルバイトを始めることにしました。スーパーのレジやポスティング、運送屋の伝票整理などたくさんのアルバイトをしてきましたが、そのお給料の使い道は、ファッションやコスメ、友人たちとの交際費であっという間に消えていきました。ちょうど高校生の時にはブランド品への憧れもありましたし、そうゆうショップの袋を持ち歩くことがステータスになっていたような時代だったのです。なので、今考えればこれにこの値段は出せないよというものすら、ブランド力に圧倒されて買っていたんですね。
しかし、毎月毎月買うにも限度があり、たくさん欲しいのにという欲求は満たせませんでした。そんな時に年始の初売りに福袋としてお得に買えるということを知ったのです。ならば、それは買わないと損。友人と1月1日の始発電車に乗り、目的のあるデパートへ。まだまだ開店前だというのにすでに長蛇の列。果たして買えるのかという不安はありましたが、お目当てのものを買うことが出来大満足だったことを思い出します。中にはアルバイト代ではなかなか買えないようなものがたくさん入っており、年始からホクホクしたような充実感を味わいました。今では、無縁なブランド品。そんな時代もあったなと思い出しました。
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